亀を冬眠させずに冬越しさせるやり方


今日はうちで飼っているニホンイシガメの『かめよし』を散歩させました。

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野生のカメは冬眠していてる時期ですが、飼われているカメは冬でも冬眠する事無く過ごす事ができます。

クサガメやイシガメといった、水亀、または沼亀とも呼ばれますが、水場に近いところに縄張りをもつカメは冬越しの為に『冬眠』します。

カメは体温調節が自分で出来ないので、外気の気温が下がると自分の体温もどんどん下がって代謝が落ちてきます。

氷点下まで気温が下がってしまう冬になると、何もしなければ死んでしまうので、カメは冬の始まる11月頃から冬眠の準備をはじめます。

ただし、これは野生で生きる為の知恵なので、ペットとして飼われているカメに冬眠の必要はないとボクは思っていて。

冬眠は事故もある

うまく冬眠に入ったカメを、興味本位で中途半端に起こしてしまうのは厳禁です。

冬眠にはいったカメは仮死状態となり、外気の気温が平均15℃ほどになるまで目を覚ましません。
3月頃から活動を開始する感じでしょうか。。

通常カメを飼育する場合、水温の適温は26℃です。

しかし、冬眠に入っているカメの水温の温度はおそらく5℃くらい。
水温が高いと冬眠には入りませんからね。

水温が約5℃の冬眠中のカメを起こしても、まず間違いなく動けないでしょう。
最悪そのまま息を引き取る可能性が高いです。

野生のカメとペットとして飼われるカメは全然別物だと考える

自然の環境で生き抜くために、冬眠をせざるを得ないカメと、人の手で餌をもらい飼われているカメは環境がまったく違います。

野生のカメと同じように、飼っているカメを冬眠させるメリットはありません。

ボクは7年ほど『かめよし』を飼っていますが、1度も冬眠をさせた事がなく、冬も普段通りに過ごさせています。

このまま30年くらい生きるんじゃないかと・・・ひょっとしてボクが先に逝くんじゃないかと半分不安になるほど元気に過ごしています。

カメの冬越しに必要な物

カメは自分で体温調節が出来ないので、人の手で冬場も暖かく過ごせる環境を用意してあげなければいけません。

これはとても簡単で、水温ヒーターを用意するだけです。

水温ヒーターも種類があって、カメが触れても大丈夫なように、カバーがついたものを使います。

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こちらはボクが使っている水温ヒーターです。

テトラ 26℃ミニヒーター 100W 安全カバー付 MHC−100 淡水専用 SHマーク対応 統一基準適合 関東当日便
テトラ 26℃ミニヒーター 100W 安全カバー付 MHC−100 淡水専用 SHマーク対応 統一基準適合 関東当日便

50wのタイプと100wのタイプがありますが、どちらも水温が26℃になると自動で切れるようになっており、水温が低くなればまたヒーターが点いて水を温めます。

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生後半年の『かめじろう』には50wの水温ヒーターを使っています。
右にある黒いコードのついたものがそうです。

まだ体が小さな『かめじろう』は、水槽ごと室内で管理しているので、50wでもこの広さ程度の水槽なら大丈夫ですが。

約7歳の『かめよし』は水場の水量がとても多く、外気の影響を受けやすいので、冬場は100wタイプの水温ヒーターを2個設置しています。

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体の大きい『かめよし』は水場の水量も多くなります。

頭の方にあるのが水温ヒーターで、冬は水温ヒーターにくっついている事が多く、カバーがないと火傷をしてしまいます。

ちなみに、左に設置している物は、水を綺麗にする循環器です。

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水作 スペースパワーフィットプラス S 水中フィルター ポンプ式 関東当日便
水作 スペースパワーフィットプラス S 水中フィルター ポンプ式 関東当日便

本体価格は1000円程度なので高くはないと思います。

水質を綺麗にする循環器は、フィルター交換も驚くほど簡単にできるので、新品同様の働きをしてくれます。

水温ヒーターの注意点

カメの冬越しに、水温を適温にする水温ヒーターは必需品と言っても良いほど優れた物ですが、注意点もあります。

それは、必ず水を本体が隠れるまでしっかり張って使用する事です。

例えば、鳥用の保温電球

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上の画像は鳥用の保温電球です、本体が発熱し、周辺を暖めるもので専用の電球を使っているので水は必要ありませんし、火災の心配もありません。

しかし水温ヒーターは水中で使う事を前提に作られているので、水を張っていない場所で使うと火災の原因になる可能性があります。

水温ヒーターの空焚きに注意 国民生活センターより抜粋

これは水温ヒーターを水中で使わずに、外気に触れる状態・・・つまり、コンセントにつないだまま、外に放置しておくと本体が超高温になり火災の原因になるという事ですね。

この点は、基本的に水中で使用していれば当然火災は起きません。

ただし、バケツに水を張った中で水温ヒーターを使用した場合、溶けるなども考えられるので、きちんと水槽を用意して使用しましょう。

1番可能性があるのは、水槽を洗うなど、水温ヒーターを電源に差しっぱなしで清掃作業にはいり、そのまま放置してしまうのが可能性としてありえます。

なので、水温ヒーターを水槽から出す場合は『必ず電源を抜く』事が大切です。

もちろん、水槽の清掃などが終わり、綺麗に水を張り直した場合、水温ヒーターの電源をコンセントにつなぐことを忘れないようにしましょう。

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最後に注意点で少し怖い事を書いてしまいましたが、カメの冬越しに水温ヒーターは必需品です。

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水中で使用する・・・とい事と、清掃で水温ヒーターを外に出す場合は電源を抜く・・・という事さえ守れば安全に使用できます。

無理に冬眠させる事はない

最初にも書きましたが、飼われているカメはすでに野生のカメとは違います。

無理に冬眠させて、失敗した時の飼い主のショックは計り知れないものがあるでしょう。

冬眠などしなくても、暖かく過ごせる環境を用意してやれば、冬でも冬眠せずに普段通りの生活をしてくれます(冬の環境で動きは鈍くなりますが)

カメの寿命はどの動物よりも長いので、飼い主の年齢にもよりますが、一生のパートナーになるかもしれませんね。

【ニホンイシガメの散歩】 音量にお気をつけください


それでは今日はこのへんで。

この記事を読んでいただき、ありがとうございます。

【石亀】 ニホンイシガメの甲羅磨き

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こちらはボクが飼っているニホンイシガメの『かめよし』です。

甲羅にコケのようなものがついてきたので、ちょっと磨いてみようと思います。

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んー・・・これはけっこうアレだな・・・イカンな(笑)

甲羅にコケや藻のような物がつく理由のひとつに、水質の汚れがあるんですが

かめよしの水は毎日交換しているので、水は綺麗な方なんですが・・・

考えられるのは、日光に当たらなくなった事ですかね。

春や夏場なんかは、水場から出て毎日日光浴をしているんですが

冬はほとんど水場から出てこないんですよ、かめよしの水場には水温ヒーターを設置してあるので、かなり快適な温度設定にしてあるので

おそらく甲羅干しをさぼっているために、これだけコケが蓄積してしまったんでしょうね。

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さて・・・それじゃやるか。

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甲羅を磨くアイテムは『歯ブラシ』です。

カメの甲羅は骨と同じ、皮膚と同じもので、磨くといっても固い物でゴシゴシとやると甲羅が痛みます。

固い物で甲羅を磨いて傷つけた場合、傷の隙間にコケや最悪病原菌が入り込むので、タワシは論外です。

コケはちょっととりにくい物ですが、歯ブラシは非常に優秀なアイテムで、細かいことろでもしっかりとる事ができます。

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ではさっそく・・・

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甲羅を磨くのは歯ブラシと、『石鹸』を使います。

石鹸はかけらをちょっと甲羅につけて歯ブラシでこすれば、あわだってコケが少しずつとれていきます。

亀の甲羅は皮膚と同じなので、洗剤や強い液体を使ってはダメです。

石鹸はボクたちが体を洗うのにも使いますし、コレで十分甲羅は綺麗になります、顔につかないように注意してあげましょう。

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少しずつ丁寧に洗ってあげるのがコツです。

カメの甲羅は『節(ふし)』のようなものがたくさんあって、意外と洗いにくいんですよ。

力任せにゴシゴシやっても、細かいところは意外と落ちないので、丁寧に洗ってあげましょう。

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こういう横のところ、ここはコケが落としにくいので、大きなアイテムを使うと落としにくいのですが、このへんは歯ブラシが役に立ちます。

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こんなものかな・・・

あまり長時間やると、かめよしは緊張しすぎて過呼吸になります。

甲羅をいじくりまわされるのは、やっぱり嫌なんでしょうね。

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機嫌を損ねていると思うので、あまりやらないエビくんをあげます。

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・・・ふふふ・・・これですっかりゴキゲンです。

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まだこの時期は寒いので、温めのお湯をはってしばらく
落ち着くまで待ちます。

【before】
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【after】
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音量にお気をつけください。



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ニホンイシガメ(石亀)とクサ亀の見分け方 飼うときの1番の注意点

お疲れさまです。

今日は亀の記事を書いてみます。

そうです、みなさんご存じの亀さんです。

世界中にはいろいろな亀がいるわけですが。

日本にいる亀はニホンイシガメとクサ亀の2種類。

このうち、昔から日本にいる亀はニホンイシガメ(石亀)のみで、日本古来の亀はこの1種類だけです。

クサ亀は文献的に、200年より前の記録は無いらしく、朝鮮半島や中国から持ち込まれた亀らしいですが、性格は人懐っこく、ニホンイシガメと共存する事ができたので、日本人にも馴染のカメとして認知度は1番高いでしょう。

クサ亀の方が認知度が高いのは、自然界でのニホンイシガメの個体数が非常に少ないから、日常の生活で野生のニホンイシガメを見る事はほぼ無いと思います。

どちらも数が激減しており、特にニホンイシガメは地域によっては絶滅寸前になっています。

原因は住処を追われる事と乱獲。

森林伐採や護岸整備による生息地の破壊もありますが

1番の原因は、外来種であるミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)による縄張りを荒らされて追いやられている事でしょう。

石亀は、亀の種類の中では体が小さく、性格は非常に臆病なので外来種と争った場合、100%負けます。

ニホンイシガメのオスの甲羅は約15㎝

ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)は28㎝以上はザラです・・・メチャクチャ大きくなります。

体格がほぼ倍違ううえに、ミシシッピアカミミガメは気性がかなり荒く、食欲も旺盛です。

イシガメと共存するどころか餌場を占領してしまうので、イシガメは縄張りから追いやられてしまうのです。

現在、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)は日本の侵略的外来種ワースト100に指定されるほど爆発的に数が増えています。

・・・というわけで、前置きが長くなりましたが。

ボクが飼っているニホンイシガメ『かめよし』の動画を配信してみました。



さらに今年に入り、新入りが来ました。

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下にいるのは、イシガメの『かめよし』

そして上に乗っているのは、クサガメの『かめじろう』

今年の8月からきたニューフェイスです。

並べてみると分かりますが、イシガメとクサガメは甲羅の色が若干違います。

イシガメは黄色っぽく、クサガメは全体的に茶黒っぽい感じです。

もう少し見分け方を掘り下げてみましょう。

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こちらはイシガメのお腹、シブい黒で模様などは入っていません。

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こちらはクサ亀のお腹。

白いラインのようなものが入っています。

あとは、おしりの甲羅のかたちも少し違います。

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ちょっと並べてみたのですが・・・どこが違うか分かりますか?

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イシガメのお尻のラインはギザギザとしています。

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こうすると分かりやすいでしょうか。

ギザギザのラインをしています、これはニホンイシガメだけにあるラインで、他の亀にはありません。

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こちらはクサ亀のお尻ですが、丸っこいですね。

イシガメのあのお尻がギザギザした感じがボクは好きです。

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次に首から顔にかけてのあたりですが、クサ亀は模様があります。

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イシガメには模様はありません。

模様がある無いで言えば、注意する点があり、クサガメのオスは大人になると模様が消えて全身が黒くなる個体がいます。

ざっと見ただけでも、比べてみれば違いがありますね。

あとは、大人になった時の大きさです。

カメはメスの方がオスよりも甲羅が大きくなります、サイズが大きくなると言うことですね。

ニホンイシガメのオスは約15㎝、メスは約20㎝

クサガメのオスは約15㎝~20㎝ メスは約20㎝~30㎝

イシガメよりも、クサガメの方が大きくなります。

特に日本に昔からいるクサガメは大きくなる個体が多いようです。

どういう事かと言うと、現在ペットショップで売られているクサガメは輸入された個体が多く(中国、韓国など)輸入されたクサガメと、日本に昔からいるクサガメとでは大人になった時の大きさが違うようです。

日本に昔から住んでいたクサガメは大きくなるようなので、『かめじろう』は『かめよし』よりも大きくなるでしょうね。

さて、かめよし(ニホンイシガメ)の甲羅をはかってみました。

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約15㎝ですね、頭から足までを入れてはかっても20㎝ないです・・・18㎝くらいかな。

かめよしはメスなので、だいたい合っていますね。

オスはもっと小さいです。

では、ミドリガメを見てみましょう。

かかめ

これは拾い物の画像ですが、甲羅の大きさが40㎝以上はあります。

こんなガメラみたいなカメにニホンイシガメが勝てるはずもありません。

このミドリガメが特別なのではなく、普通に大きくなります。

これからカメを飼おうと考えている方には、カメが大人になった時の事も十分考えて検討していただければと思います。

この大人になった時のカメの大きさは、考えている以上にやっかいですよ。

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こちらは、子亀の『かめじろう』の水槽です。

かめじろうはまだ生後3ヶ月経っていないくらいなので、この程度の水槽でも飼えます。

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この水槽におとなの『かめよし』を入れてみました。

この程度なら大丈夫・・・と思ったらとんでもない。

カメは基本的に狭いところでジッとしてはいません。

自分の気に入った場所でジッとする事はあっても、水槽内でおとなしくすることは無いと思いましょう。

カメは色々な所に黙々と歩いていく性質をもっていて、かめよしをこの状態で放置しておくと、この水槽内で大暴れします。

実際は、ただ外に出たいから水槽内で立ち上がったり、転がったりするわけですが、亀の甲羅はかたく重いので、大きな音が『ガッタンゴットン』と鳴り響くのです。

イシガメのかめよしも、子亀の頃はこの水槽で飼っていたんですが、大きくなると外に出たがるんですよ。

このサイズで水槽内を暴れられると危ないので、洗い場を丸ごと『かめよし』に提供したのです。

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こんな感じに。

亀を飼う場合の1番の注意点は、その行動範囲を軽く見ない事です。

広い場所があって、そこで飼えるならいいのですが、狭い水槽内で一生飼うのはとても可哀想です。

ニホンイシガメのサイズは、亀の中でも小型な方ですが、それでも普通の魚を飼うような感覚では手に余ります・・・

たぶん池のような場所と、散歩が出来るような広い場所がないと飼うのは難しいです。

・・・というわけで、もう1匹のクサガメの『かめじろう』なんですが

この子は大きくなるでしょうねー・・・今は良いんですけど、あと2~3年したら水槽で飼うのは無理ですね。

洗い場を増設するか・・・さすがに池は作れないからな・・・いや・・・作るか?(笑)

というわけで、カメのお話しでした。

この記事を読んでいただき、ありがとうございます。

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